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須部神社

支部名 小浜市遠敷郡支部
神社名 須部神社
境内社名 大国主社、少彦名社、天満社、八幡社、日枝社、稲荷社、大神宮
旧社格 村社
郵便番号
鎮座地 福井県三方上中郡若狭町末野36-11
電話番号
FAX番号
御神徳
主な祭典
宮司 山内智之
URL http://www.subejinja.net/
e-mail (なし)
特記事項
御祭神 蛭子命
大國主命
陶津耳命

由 緒

 『神社明細帳』に「創立年代不詳。式内の神社なり。社記に曰く養老三年(719)乙丑三月二十三日蛭児命を祭る社殿を再建す。正保二年(1645)酒井少将忠勝公華表を建築。(若狭郡県誌には、正保二年酒井忠勝公祈願有るにより鳥居を建つと記す)明治九年三月村社に確定す」と記している。また、社伝に「式内須部神社は、人皇四十四代元正天皇養老二年(718)戌午九月二十八日に神霊が末野村の神ヶ谷の桜樹の下に現われ、翌三年己未三月二十三日社殿を神ヶ谷に建てこれを祀る」という。このことは『若狭郡県誌』『若狭国志』『神社私考』などに記してある。
 現在、四月二十三日に春祭・十月二十八日に秋祭が執行されている。御祭神は「えびすさん」「西の神さん」と申し、商業漁業の守護神としてのみならず、幼にして親に離れ、ご努力の末生業の道を拓かれた生い立ちと御実蹟により当社には「子らの守り神」としての特殊信仰があり県内はもとより京都・大阪・滋賀・石川・岐阜・愛知などから参拝者が相次いでいる。鎮座地一体は、往昔より粘土(俗にユーツチと称す)に富み、奈良時代から平安中期頃の須恵器窯跡もあるところから、陶津耳大神を陶器の祖神として奉祀したと伝えている。
 『神社明細帳』に「境内社瘡神社祭神大国主命由緒。養老二年九月二十八日社殿創建」と記している。現在は、大國主社と尊称している。
 宝永六年(1709)に一千年祭、文化六年(1809)に一千百年祭、明治四十二年五月に一千二百年祭を執行した。昭和二十五年十月二十八日に本殿・拝殿を改築竣工し大祭を執行した。昭和四十二年に一千二百五十年祭を斎行した。
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