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青海神社

支部名 大飯郡支部
神社名 青海神社
境内社名 八幡神社、広嶺神社、秋葉神社
旧社格 郷社
郵便番号 919-2384
鎮座地 福井県大飯郡高浜町青15-1
電話番号 0770-72-0564
FAX番号
御神徳
主な祭典
宮司 山下暢以知
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e-mail (なし)
特記事項
御祭神 御祭神の椎根津彦命は神武天皇東征の砌、御仕えになられ、海運漁業陶業殖産興業に御神徳のある方であるが、青海の首の祖神でもある。
本居宣長翁の古事記伝には、「履仲天皇の子(一説には孫)と言われる飯豊青海皇女を祀る」とも註記している。

由 緒

由緒沿革 創祀年代は不詳であるが『延喜式神名帳』収載の式内社である。現在音読して「セイカイさん」とも、又俗称「大森さん」とも言う。御祭神の椎根津彦命は神武天皇東征の砌、御仕えになられ、海運漁業陶業殖産
興業に御神徳のある方であるが、青海の首の祖神でもある。本居宣長翁の古事記伝には「履仲天皇の子(一説には孫)と言われる飯豊青海皇女を祀る」とも註記している。鎮座地の青は、平城宮址出土木簡に「青里」 「青郷」
と記されている如く、古来朝廷の大贄の貢進地であり屯倉であったと推測され、皇女との深い繋がりが考えられる。若越小誌には、「履仲天皇の青海皇女は飯豊皇女又、飯豊青皇女とも云ひ、若狭に御名代りの地を有せられり。阿袁郷即ち是にして、其郷名之より起る」とある。現在社殿後方、関屋川に近い窪地は、「禊池」と言い、飯豊青皇女の禊をされた涌泉の遺址と伝え、池水替え神事が7月1日に当年の禰宜役により実施される。
又、この他から北西方向を望めば、泰澄大師が開山されたという、霊峰青葉山が真近に聳えている。神社と山を結ぷ線上には、石剣石戈出土地や前方後円墳も所在する。往古、青葉山麓を中心として丹後国加佐郡の東西大浦地区(現・京都府舞鶴市)にも及んでいた。
『若狭国神名帳』には『正五位青海明神』、『稚狭考』には「青海大明神」とあるが、寛政7年(1795)9月・神祇管領長卜部兼倶より正一位の神階贈位に預かり併せて神額染筆下附を請い聴許された。明冶44年5月6日に幣帛供進の神社に指定された。大正13年8月5日に郷社に昇格、神饌幣帛料供進の神社に指定された。特殊神事には、シバノミイレ(柴祈年)の行事を今に伝えている。
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